【体験談】ミレーナ入れました

【体験談】ミレーナ入れました

このコラムでは、ミレーナを入れるに至るまでと現在をお伝えします。

【なにやら、月経出血多くないか?】

中学2年生から始まった月経。当時は、バスケットボール部に所属して走り回っていましたが、月経開始直後から生理痛は重かったです。主に、腹痛と腰痛。生理痛はつらかったので物心ついた頃からバファリンを服用し痛みの軽減をしていました。
運動は学生時代から部活にも所属し動かしていた方だと思います。
ただ、ニキビ肌荒れも中学時代から酷かったのも忘れられない青春の思い出です。
月経開始直後くらいから、20代半ばまで10年以上はニキビに悩んでいました。

社会人になり、仕事に没頭する時間がふえていく中で月経で驚いたのは、1日目や2日目にやたらと出血量が多い事でした。
忙しくしていると、お手洗いに行く時間を後回しにしてしまう傾向もあったと思います。
アパレルで勤務している間に、2回程想像以上の出血に気づかず、オフィスの椅子を血液で染める事がありました。
残業をしていて、フロアにほぼ誰もいなかったので一安心でしたが、夜な夜なトイレで椅子を洗浄する悲しさ・・・・
デニムのサンプルを拝借し、帰宅したのを記憶しています。

時は経過し、出産を2回経験した現在。46歳。更年期目前ともありPMS(月経前症候群)による腹痛・眠気・むくみ・イライラは増していく一方。また、月経痛も継続してある上に、以前に増して経血の量が増えたのです。

【ステップ⓵吸水ショーツとタンポン】

そんな折、吸水ショーツなるものがあるとテレビで見ました。「これは凄い!!素晴らしい吸水力」と感動しすぐさまネットで調査を開始。早速2枚購入して試してみる事にしました。
それまでも、経血量が多かったのでタンポンは必須。しかし、油断するとタンポンからも経血が漏れナプキンにも浸透し、スカートを汚すという事もありました。
にもかかわらず(笑)吸水ショーツの吸水力を信じて、タンポン+吸水ショーツでの月経ライフを数か月送りました。

経血量が多いので、勿論タンポンからはかなり漏れ、吸水ショーツではキャッチで仕切れずある1日はズボンに漏れてしまいました。しかも、吸水していくと酸素に触れる毎にかなり臭いがきつくなることも実感。
自分が経血でくさいのがとても気になりました。
やはり、月経カップにチャレンジせねばならぬか・・・・時が来たようです。

【ステップ②月経カップにチャレンジ】

自分の身近では、ママ友が一人愛用していた話を聞いていました。調査を進めると、月経カップは経血を閉じ込めてしまうので臭いが気にならないとの情報がありました。これは朗報!
また、カップに入っているので自分の経血量も目でわかるとの事も情報もありました。

しかし、ぷよぷよした結構大きな物体。こんなものを自分の手で、膣内にどうやっていれるのか???とかなり疑心暗鬼でした。
そこで、youtubeシェリーのお風呂場をみて勉強したり、ソフィさんの月経カップの挿入方法の動画をみたりと自分なりにイメージを膨らませていきました。

そうはいっても、購入して試すしかない!そこには快適ライフが待っているかも!とサイズ等を選定してMサイズを購入。
早く月経こないかなぁと待ち遠しく思っていました。

【月経カップと吸水ショーツの併用】

毎月一回のあまり嬉しくない月経が、新たな月経ライフとしてスタートする日が来ました!!
この月経カップを用いるのもいろいろ苦難と工夫がありましたが、それはまた別の機会にコラムにしようと思います。
月経カップの利用は3ヵ月くらいでなれましたが、気になる経血についてです。
私はやはり多いんですね経血。実感しました。
というのも、月経カップを入れている人の経験談等を見ていると、朝月経カップを入れると夜まで8時間程度は入れ替えないで済むという意見が大半なのですが、私は3時間-4時間で月経カップから経血が溢れ、吸水ショーツで吸収という状態でした。
ある日、会議や、移動時間などでせわしなくしており月経カップを挿入しなおす事ができなかった日には、吸水ショーツが経血を吸い込みすぎて、吸水ショーツからも漏れだす始末。
ある日は、月経カップが沢山経血をキャッチしすぎて重くなり、経血と共にしたに下がってくるような感覚を覚えたり。
勿論。月経カップだからこそわざわざトイレに交換しに行く回数は減った事は事実です。
でも、それよりなによりやはり婦人科にいかないとなと思いながら過ごしていました。

【ステップ③やっと婦人科へ 更年期なのか?病気なのか?】

そんな時間を過ごしているうちに、PMSでイライラがすごいなと思い始めました。46歳なので、勿論更年期に差し掛かりホルモンバランスが不安定なのは実際にあると思います。
些細な事で、主人と言い争いになったり、自分の気分で子供に当たってしまったり。月経が来ると、そんな怒りはほとんどない訳です。明らかにPMS。
経血量の事もあるので、婦人科に行こう!と思い立ち、自宅の近所の婦人科へ行く事にしました。

【薬で軽減 子宮腺筋症】

先生に、現在の状況を伝え「更年期ですか?」と尋ねると、「しっかり排卵して、卵もあるし全然まだまだ更年期とはいいませんね。」との事。
エコーで子宮内膜を検査してもらうと「子宮腺筋症ぎみで経血が多いのだと思います。」との診断でした。


???子宮腺筋症とは?
子宮腺筋症は、本来子宮の内側(内腔)に位置する子宮内膜に類似した組織が子宮筋のなかにできる病気です。
子宮内膜症も子宮内膜が違う場所にできる病気ですが、子宮筋以外の場所にできるものを指します。子宮にできる良性の病気という点では子宮筋腫と似ています。子宮腺筋症は30代後半から50代にかけて病変が大きくなり、症状が出現してきます。子宮内膜症のように強い月経痛を引きおこしたり、子宮筋腫のように月経量が増加し(月経過多)、貧血になったりします。月経時以外の下腹痛・腰痛や出血をおこすこともあります。また、子宮腺筋症の患者さんが子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症を合併していることもしばしばあります。

私も、子宮筋腫はありずっと経過観察でした。症状はまさに腺筋症です。

先生の治療として、⓵薬を処方し、子宮内膜を薄くするようにすれば経血量は減る。②ミレーナを入れる事によって同じく子宮内膜を薄くし経血量を軽減させる。
というものでした。

初めての診察だったので、⓵の薬による治療を1-2か月試してそのあと、ミレーナ挿入については考えようという事になりました。処方された薬はジェネリック薬品で「ジエノゲスト錠1mg「モチダ」というものでした。
1か月分処方してもらい、毎日1錠服用するものでした。

服用し始めると、効きの早い人では次回の月経は来なくなる人もいるし、来る場合でも2か月くらい服用していると不正出血はしばらく続くかもしれなが、経血量は大分抑えられるとの事でした。1か月後また受診をすることにしました。

一か月間の効果としては。。。。。
・月経は最初は来ました。しかし、経血量はかなり少なくなりました。
・何より、PMSが軽くなりました。 
→これは驚きですよ。全然イライラしないんですよね。精神が安定している。子供にも主人にも当たらない生活が合遅れるのはとてもありがたい効果です。

しかし、やはり毎日錠剤を呑むのが面倒で(笑)それくらい頑張ってって感じなんですけど。快適だからこそ、飲み忘れたくない!という気合いも必要でした。

【ミレーナ挿入の決断】


そんな折、人間ドックで婦人科検診がありました。
私はイーク表参道で人間ドックを年に1回受けていますが、なんと婦人科の担当の先生がかの有名な高尾美穂先生でした!
感激です。高尾先生にも、子宮腺筋症だねと言われミレーナ入れたら楽だと思いますよ。と言われました。
これが大きかったかなぁ(笑)
また、友人で先にミレーナを挿入している人が一人だけいました。
その人が、「すごく楽!!」と大絶賛していた事も、非常に大きな後押しになりました。

そうね、薬どうせ飲むならミレーナ入れて更に快適ライフを手に入れよう!!と思い、9月の受診で先生に「ミレーナ入れます!」と宣言したのでした。

【ミレーナってどんなもの?】

ミレーナは子宮内に挿入するプラスチック製でT字型をした子宮内避妊具です。子宮内に挿入するタイプの避妊具の中でも、ミレーナには黄体ホルモンが付加されており、IUS(Intra Uterine System)と呼ばれています。

国内で承認を受けた2007年以降、避妊を目的として使用されてきましたが、過多月経や月経困難症といった症状の治療法としても用いられるようになりました。2014年9月以降は過多月経や月経困難症の治療目的でのミレーナ挿入に保険が適用されるようになり、患者の経済的負担も以前より軽くなっています。定期検診は必要ですが、一度挿入すれば約5年間効果が持続することも特徴です。

ミレーナ

【ステップ④ミレーナ挿入】

しかし、すぐに入れられるものでもないのも事実。
まずは、性病検査等を実施しその結果以上が無ければ挿入できるとの事でまずは検査を実施。
検査はクリアし、手術の日程を決めました。

手術は麻酔は無く、手術自体は15分程度で終わる軽微なものです。
子宮口を開くので、出産経験のない方や帝王切開で出産をしている人は痛いと言われています。
私は、子供を二人出産していますが帝王切開なのです。だから、下から産んでいないので子宮口を開くのは結構難儀。

手術台に上り、準備開始。
やはり、子宮口を開くのはかなり痛かったです!!生理痛の重い感じです。鈍痛ですね。
更に、帝王切開をしていると子宮を切って縫ったている為子宮の形がいびつらしく、子宮がすこし屈曲しているとの事で時間を要しました。その間、ひたすら鈍痛と戦うのみ。以前子宮経管ポリープの手術をした際の検査でも同じような痛みだったのですが、どーんとずーっと痛いので気分が悪くなってくるんですよね。
その戦いでした。ずーっと時計を見て、深呼吸をして、月経が楽になるから・・・・すぐ終わるから・・・・と自分の言い聞かせていました。自分で言うのも何ですが、私は痛みには強い方でして。様々な怪我等してきましたが、平気な方なんですよね。でも痛かったです。
勿論個人差はあると思いますが。 

結果的に、20分くらいで手術は無事終了。エコーで子宮内にきちんとミレーナが収まっているかを確認し、終了となりました。一応、痛み止めが処方され、次回1か月後・3ヵ月後と検査をしていく事となります。

【その後の経過について】

手術直後は、鈍痛(腹痛と腰痛)がありましたが、痛み止めで緩和し翌日には鈍痛は収まりました。
現在経過3ヵ月です。

不正出血は個人差があるとの事でしたが、私は挿入した直後から1週間程度→次の月経周期のタイミングで鮮血の不正出血がだらだらと2週間くらい継続→合計で2か月くらい不正出血がありました。
しかし、現在は全く出血する事なく過ごしています。
不正出血も、吸水ショーツを着用していれば問題ない程度なので、月経のようなわずらわしさは無かったです。
腹痛なども一切なしです。
11か月経過時点での検診の際にも、出血はありましたがミレーナの装着自体には何の問題もなく、調整としての出血との事でした。

【効果について】

想像していた以上に快適な生活を送っています!!
まず何より、PMS的なものは精神的にも肉体的にも無いという素晴らしい効果。
イライラする事はかなり少なくなりました。ヒステリックになる事は一切なく、怒りなどもコントロールできる範疇内におさまります。冷静に話ができるというか・・・・・
自分でもその変化には驚きました。
そして、月経が来る時期を考える必要も全くない。月経期間中の経血の漏れや会議やMTGの合間に気にしながらトイレに行く事も無い。月経やPMSによりむくみや眠気も無い。
きっと男性はいつもこんな感じでホルモンバランスが崩れる事なく生活しているんだろうなぁと。
それは、女性の月経やPMSの精神不安定なんて理解できるハズも無く。

本当に、月経での損害が5000億と言われるのは理解できるなと自分の体の変化を通じて感じています。

【最後に】

月経やPMSで悩んでいる人は、年齢が若ければ低用量ピル・ピルを服用できない年齢の人はミレーナ又はその他の薬での軽減。など、手法は様々ですが毎月起こる生理現象を「当たり前にしない」ことが可能である事を是非知って欲しいです。
知識があれば、選択ができるから。
これも多様性の一つだと思います。
ミレーナを入れる事を怖いと思ったり、貞操観念の問題に結びつく事を恐れたり・体に何か入れる事への価値観に共感しない人だっていると思います。
でも、自分の体調や自分の事は自分が一番よく知っている。自分の体を精神面でも肉体面でも守るのは自分次第です。
少しでも、自分が楽しく生活できるスタイルを見つける事が出来るといいなと思っています。